フローリングのワックス剥離作業の流れ
フロアコーティングを施工する前にワックスが残っているとフロアコーティングの仕上がりがうまくいきません。
01.ワックスが残っていると
ワックスを除去するには剥離剤を用います。剥離剤も様々な種類がありますが、最もフローリングへ負荷が少ないのは中性のリムーバータイプです。市販品の多くは弱アルカリ系、アルカリ系が主流ですが、フローリングへの負荷が強くお勧めではありません。
剥離剤をワックスが掛かっているフローリング面に塗布し、よく反応させてから除去します。専門業者の場合、専用のバキュームを用いて除去しますが、一般のご家庭ではバケツを用意して雑巾で取り除くしかありません。剥離後、よく乾燥させた後、ワックスを塗布し、再度乾燥させるというのがワックスによるお手入れの流れです。居住中にこの流れで作業を行う場合、お荷物の移動が大変ですね。一般的には分け塗りと言って塗布面を半分、荷移動面を半分にして剥離、ワックス塗布、荷移動と1部屋ごとに作業を進めていくことになります。とても大変な時間と労力とコストが掛かることになります。
03.剥離剤をワックスと反応させるために全体に塗布します
ワックスと剥離剤が十分に反応したタイミングにて専用モップにて洗浄します。